江部医院の感染症対策について
発熱・感染症ならびに新興感染症・新型コロナ対応のための院内感染症対策(改訂7版) 院内掲示用
令和5年6月1日
当院は感染症法第38条第2項の規定に基づき都道府県知事の指定を受けている第二種協定指定医療機関として令和6年4月1日より新潟県と医療措置協定を締結している。そのための予防対策を以下のように講じる。
1. 今後も発熱・感染症患者に常時診療ができる体制を確保する。令和6年4月1日より発熱・感染症外来は全診療時間に平行して行うこととする。
(ただし、必要に応じて、一般診療終了後(午前は昼休憩前に)指定して診療を行うこともある)
2. 発熱者(37.5度以上が目安)、新型コロナ確定、もしくは症状から疑いの場合、感染症患者用待合に待機していただき、その後一般患者と分けて診療する体制を確保する。
(一般診療中は感染症待合で診療できる体制にしてあり、玄関から一般待合と分離して案内している)
3. 医師・看護師は発熱・感染症診療にあたり、必要に応じてサージカルマスク(もしくはN95 マスク)、フェースシールド、手袋を着用する。
4. 発熱者において、医師が必要と判断し、患者からの同意ある場合には新型コロナ(SARS-CoV2)抗原検査やインフルエンザ検査を実施する。
5. SARS‐CoV2抗原陽性(新型コロナ確定)の場合、さらに必要な検査などあれば、十分な感染対策の上で実施する。新興感染症の場合、県などの指示にしたが、必要な検査あれば十分な感染対策の上で検査を実施する。
6. 新興感染症による発熱・感染症患者(新型コロナ含む)において胸部レントゲンが必要と判断された場合は、他の患者との接触がないように配慮し、速やかに撮影を実施し、その後感染症診察室に戻ることとする。撮影後は速やかに、レントゲン装置の接触部位をアルコールで消毒する。(新興感染症の場合、県などからの指示に従い、当院での検査が実施可能の場合において十分な注意の元で検査を行う)
7. 新型コロナ診断確定の場合、症状・重症化リスクに応じて医師が必要と判断した時、または患者より希望ある時はパキロビット、ラゲブリオ、ゾコーバなど新型コロナ重症化予防薬を処方することができるよう近隣薬局と連携する。
8. 新興感染症(新型コロナ含む)の場合、必要に応じて、必要とされる部位(ドアノブなど)はアルコール消毒を実施する。ノロウイルスによる感染性胃腸炎の場合は、必要に応じて次亜塩素酸による消毒を実施する。
9. 当面の間は、一般診療にあっても原則院内ではマスクを着用していただくことを推奨する。
10. 安全管理のため玄関開錠は、朝は8時30分、昼は14時30分とする。
11. 感染症対策に必要な情報は文章・SNS・ホームページなどを利用して提供する。
江部医院