令和4年診療報酬改定について
2022年4月1日に、診療報酬改定が行われました。
2年に1回の大改訂になります。
ポイントと当院の対応を記載します。
①リフィル処方箋の開始
1枚の処方箋を最大3回まで使い回すことができるシステムです。
処方箋のリフィルに記載をすれば可能になります。
リフィル処方箋は最大3回まで、処方日数は90日までです。
30日処方を3回リフィルする、というのがイメージに近いと思います。
ただし、日数制限、枚数制限のある薬剤は対象外です。例えば、睡眠薬や湿布です。
また、リフィル処方箋は、前回からの日数±7日以内、という日数制限があります。
例えば、30日処方の場合、前回の処方日から30±7日で薬局に行く必要があります。
その機嫌が切れた場合、延長はできません。
このことから、非常に使い勝手が悪いと想定されており、当面は当院では導入しない予定です。
②湿布の枚数制限
今まで1回に70枚まででしたが、63枚までに減りました。
③マイナンバーカードの活用
マイナンバーカードを保険証にすることが可能です。
保険証にした場合、その報酬としてクリニックが受け取る費用が増えます。
患者さん側のメリットは、保険証を持ち歩く必要がない程度、デメリットは費用負担の増加です。
そのため、当院ではしばらく導入予定がありません。
④各種手当ての増加
医療費として算定できる項目が、各々拡張されました。
当院では以下申請をだします。
外来感染対策向上加算